ふじもっち☆ブログ

先日公開された映画「アサルトガールズ」の監督で、アニメファンならその名を知らない者はいないであろう、奇才・押井守監督。
その押井監督の次回作は、どうやら実写版「鉄人28号」らしいです。

押井監督と言えば、今や「甲殻機動隊」等で世界中にその名を知られるようになりましたが、そのコアな演出ぶりのせいか、非常に賛否両論分かれる作品が多いのも事実。

「鉄人28号」に関して押井監督は、今年はじめに舞台版を手掛けています。その舞台版もやはり賛否両論に分かれ、その理由として「おおよそ鉄人と関係ない、立喰師・ケツネコロッケのお銀が出てきたり、野犬狩りといった押井監督ならではのエピソードが肝だったり、と実に説教くさく難解」という感想が見られた。

押井版の実写映画「鉄人28号」も、この舞台版を更に昇華させた物になるらしいとの事。
鉄人のデザインも、現代風にアレンジされたものになるそうです。

※画像は舞台版のものです
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期待出来る面としては、舞台版と同様、劇伴の作曲は川井憲次氏が担当するのではないかという事。
そうであれば、音楽を聴く観点では楽しめそうです。

しかし肝心のドラマ部分においては、良くも悪くも押井テイスト濃厚な作品になりそうな感じで、好き嫌いが分かれる映画になるのは必至か…？
監督はそれを意図的にやっているので、押井監督が好き！という方以外にはお勧め出来ないかも…。

それでも、今回は「ネームバリュー」という効果がある。誰もが知っている作品なので、おふざけ無しで真面目に作れば、それなりにヒットしそうではあるが…
まぁ以前も実写映画になって大コケしてるから、何とも言えないか…(汗)

鉄人28号は、神戸市民にとってシンボルのようなものになりましたし、押井監督には頑張ってもらいたいです。
出来れば、万人ウケとまではいかずとも、少しわかりやすい話にして下さい…(^_^;

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