先日、兼ねてより期待していた実写版の「ヤッターマン」を見てきました♪
色々とネタバレにならないように記事を書いたのですが、今回はどうにも難しかった…。
ですので、感想は隠し記事にしておきますね。その方がこちらとしても自由に書けるので(^-^;
すでに映画を見た方、ネタバレが気にならない方は、以下の「続きを読む」をクリックして下さい。
あ、オイラの個人的な総評としては充分に楽しめた映画でしたよ♪劇場でもう一回見たいくらいです。
平成版アニメの方は、視聴率が二ケタに届かない事がゴールデンタイムの番組としては致命的になり、この春から日曜日の朝7時に移動させられてしまいます。(一部地域では打ち切り)
映画の効果で、なんとか盛り返してほしいものですね…。
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この映画、事前に見たレビューでは賛否両論ありましたが、オイラは概ね好感が持てました。というのも、終始ニヤニヤしながら見てたからです。
それだけ、オイラのツボを付いた映画でした♪
皆さんもご存知のとおり、この映画はアニメの雰囲気を実写で再現しています。「忠実に再現」ではありませんが、「全くの別物」でもありません。実写として色々とアレンジされた点は多々ありますが、これは紛れもなく「ヤッターマン」なのであります!
(なぜケロロ口調?)
しかし同時に、これを映画として「面白い」と感じるかどうか賛否が別れるだろうなぁ…と感じました。
あえて言っておきますと、ストーリー的には中身はありません。意外性もありません。「お約束」のオンパレードです。元々アニメがそうであったので特に違和感はないのですが、「実写でヤッターマンを作ってみました」これが、この映画の全てだなと感じました。
この辺が、初めてヤッターマンという作品を見る人にとってはキツイのかも知れませんね。
ヤッターマンを見てないと伝わりにくい世界観でした。
それに、後半の海江田親子の絆を書いた映画オリジナルシーンでは、雰囲気が暗くなりすぎてギャグも空回りし、ヤッターマンっぽくなかったです。そこを批判する人の気持ちもわかります。
また、上映時間が2時間もあるのでアニメのようなスピーディさはなく、どちらかというと映像をじっくり見せる映画になっています。なので「前半は良かったけど、後半はダレた」という意見も出てくるでしょう。
その辺りが邦画によくある悪い所で、ハリウッドの娯楽映画のように「前半にドラマを持ってきて後半に息もつかせぬアクションの連発」の方がテンション上がると思うんですが…。
あと、ヤッターマン特有のオゲレツギャグも、実写でやるとちょっと下品に感じました。
それでも、その徹底して原作アニメをリスペクトした映画作りはファンにとっては涙ものなのです!
挿入歌に山本正行氏の歌声を起用したのはもちろんの事、ザ・クロマニヨンズ(vocal:甲本ヒロト)を採用したのは制作サイドが「わかっている」証拠です!
また、昭和ヤッターマンのテイストを元に、平成ヤッターマンのエッセンスも加えて、昭和と平成の中間にある世界観を描いていたのもよかったです。
原作アニメと似ても似つかない映画を作られるよりかは遥かに好感が持てます!
まぁどうせここまでやるのなら、もっとこだわってよ!と言いたい箇所は多々ありました。魚系のゾロメカを出すのならヤッターアンコウに出してほしかった、とか、ペリカンやアンコウよりヤッターキングを先に出したり、そのキングの中にブルもドジラもパンダ・コパンダも収納されてなかったり…等々。
まぁでもその辺は、あえて気にしないで見てほしいですね。
しかし、今回の映画で一番のポイントは、海江田博士の娘、翔子かも知れません。
端整な顔立ちに似つかわず、結構体を張った演技をしていました!
大股開いたり鼻血を出したり…その点はアイちゃんやドロンジョにはないキャラでしたね。
ガンちゃん達をずっと「さん」付けで呼んでいたのは、最後にアイちゃんを「2号さん」と言わせる為の複線だったんですね。博士の「子供にはわからなくていいんだよ」というツッコミにニヤリとしたのは大人だけでしょう(笑)
ぜひ続編も制作してほしいですね!エンディングで「次週予告」があったので、それを「続編決定か!?」と思った人も多いようですが、あれは「映画は終わっても、ヤッターマンの活躍は終わらない!」という演出ですね。
あれが続編の予告映像、という訳ではないようです。
でもやはり続編は見てみたいですね。今度はぜひ、他のメカ達も出してほしいです♪
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私は見ない派 - shiho
こんばんは、shihoですm(__)m
やはり視聴率低迷で、放送時間変更ですか…それよりいっそ打ち切って欲しかった!
私は平成版否定派(元々富山敬さんが居なければタイムボカンシリーズでは無い!と言うポリシーを持っています)なので、最近は見る事さえ止めた位ですから。
劇場版もしかり。
見に行かない(同じ見るなら「超劇場版ケロロ軍曹」を見る!)ので、敢えてネタバレを見ましたら、やはりというか、実写版「キャシャーン」の二の舞でしたね。
とにかく期待外れでした。
タツノコプロ様、いい加減過去作品のリメイク版より、「THE SOUL TAKER」や「鴉-KARASU-」の様な新作を発表して頂きたいです、正直言って。
Re:私は見ない派 - 管理者からの返答
こんばんは。shihoさんは見ない派ですか。たしかに、そこまでポリシーをお持ちであれば見ない方がいいかも知れませんね。1800円がもったいないですし。評価は人それぞれですからね。
やはり二次元の世界を三次元で描くとイメージは変わってしまいますが、
この映画は実写版キャシャーンのように名前だけ使った別物映画ではなく、記事にも書いたとおり見た目は変わってもテイストは紛れもなくヤッターマンでした。ですので「キャシャーンの二の舞」ではないですよ。
アニメの方は、オイラは山寺宏一さんの起用はよかったとは思います(富山敬さんの雰囲気だけではなく池田勝さんの雰囲気にも合っていた)が、ガンちゃんのヘタレな性格、アイちゃんの変な口癖、3悪の歌じゃないエンディング曲などは未だに受け入れ難いですね…(^_^;
でも時間帯が変更され新展開になったら、ぜひ大型メカのヤッターキングやヤッターゾウ、中型メカのブル・ドジラ・パンダ&コパンダ・よこづな等も出してほしいですね!また、ゴールデンの頃と違って放送中断の影響も減るでしょうし、そういった点では今後に期待したいです。