2011年1月から始まった新作アニメも早1ヶ月が経過しました。
2010年秋アニメは面白かったアニメが多く、「とある魔術の禁書目録Ⅱ」「STAR DRIVER 輝きのタクト」の五つ星(←あくまで個人評価)を筆頭に星四つが「侵略!イカ娘」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「海月姫」「おとめ妖怪ざくろ」と4作品もあり、星三つ作品も「バクマン。」「それでも町は廻っている」「荒川アンダーザブリッジ*2」「神のみぞ知るセカイ」「そらのおとしものf」「テガミバチREVERSE」「FORTUNE ARTERIAL 赤い約束」と本当に充実していた。
ちなみにオイラの星数評価の基準は、星五つ=毎週楽しみ!もうテレビの前で正座して見ちゃう(笑)、星四つ=大変評価出来る!、星三つ=かなり面白い!、星二つ=普通に面白い、星一つ=視聴停止、星無し=視聴不可能(放送していない)、となっています。
(画面右下のブログパーツ「アニ宣」では、星一つ以下は視聴オフにしている為、表示されません)
あくまで個人的な好みの評価です。星三つまでは高評価と思ってもらって差し支えありません♪
以上を踏まえ、ここでちょっと今期放送中のアニメの個人的評価を紹介しようと思います。
☆☆☆☆☆
該当作品なし(
「とある魔術の禁書目録Ⅱ」「STAR DRIVER 輝きのタクト」がそのままスライド)
☆☆☆☆
「魔法少女まどか☆マギカ」「ひだまりスケッチ」の蒼木うめ先生がデザインしたホンワカしたキャラクター、魔法少女もの、定番の癒し系マスコットキャラ、といった王道設定を使用しつつ、中身は非常にダークでクール、という異色魔女っ娘もの。
「魔法少女になってくれたらどんな願いでも一つ叶えてあげる」という契約は、悪魔との契約を思い起こさせる。
第三話の時点で主人公達がまだ魔法少女になってない、というのも驚きだ。
魔女との戦いに敗れば「死ぬ」という重いストーリーも、うめてんてーの愛らしいキャラで中和されている。が、仲間が死んでも愛らしい表情が変わらないキュウべぇのような「可愛さの中にある恐ろしさ」に視聴者の目は釘付けになる。
劇団イヌカレーによるシュールな異世界描写も独特だ。
個人的に今期一番のダークホース的作品だと感じました。
「ドラゴンクライシス!」アニメ版は第1話での説明不足から、主人公の竜司がどう見ても気の弱いヘタレキャラなのに実はスゴイ奴、という設定にいまいちピンと来なかったが、そんなに複雑な設定ではない為、2話3話で理解出来た。これは物語の展開をスピーディかつドラマティックに盛り上げる為と伺える、倉田英之さんの脚本の上手さである。
原作ラノベの絵師、亜方逸樹さんのイラストとアニメのキャラデザがあまり似ていない。アニメ版は「R.O.D」でおなじみ石浜真史さんの特徴が色濃く出ていて原作の萌え萌えした雰囲気を抑えている。(抑えている、であって一般的に見れば充分萌えキャラなんだろうけど)この辺は好みの別れるところ…(オイラは原作絵の方が好み)
原作に忠実、ではなく原作をアニメ向けにクリンナップした作品として評価出来る。
声優さんのキャスティングにも不満がなく、特にローズ役・釘宮理恵さんの「好き、好き、大好き!」攻撃には脳がとろけそうになる、くぎゅアニメである(笑)
「夢喰いメリー」こちらは逆に作画の点では原作を越えた作品として高く評価したい作品だ。さすが「ゼロの使い魔」でファンをキュンキュンさせた藤井昌宏さんである!
内容は原作と若干違ってましたが、元々原作は4コマ雑誌に月一で連載されているものなので、そのままだとすぐ原作に追いついてしまう。多少のアレンジは必要不可欠という訳だ。
特撮ファンならニヤッとする設定にも惹かれた。特に橘勇魚の父親は喫茶店のマスターで、主人公から「おやっさん」と呼ばれている…なんて、わかる人にはわかるモチーフだ♪
OP・ED曲がなんとも東方Projectっぽいなと思っていたら、楽曲制作はやはりIOSYSだった(笑)原作者の牛木 義隆さんは同人界では東方Projectの二次創作でも知られる方なので、その繋がりか?
「フラクタル」“ヲタク思想家”東浩紀さんと“ヤマカン”こと山本寛さんが関わるノイタミナアニメ、として放送前から注目していたアニメで、今期一番のSFアニメだと思っています。
まず世界観が凄い!一見近代ヨーロッパ風の舞台だが、実は23世紀の未来の話。人々は「フラクタルシステム」によって管理され、定期的にサーバに個人データ(ライフログ)を提供するかわりに基礎所得を受ける事が出来る。つまりプライバシーを提供さえすれば働く必要がなく、完全管理されるから戦争・紛争も起こらない世界なのだ。
更に「ドッペル」と呼ばれる自分の分身(アバター)も普及していて、人々は体を動かす事なく自由に世界を行き来出来、他人とコミュニケート出来る。
簡単に言うと今のネットゲームの舞台が現実になった感じで、世界中の人々が「ひきこもり」になった世界なのだ(笑)
そんな世界で、主人公の少年クレインはあえて生身の体で行動し、他人と直に触れ合う事に関心を抱く。フラクタルシステムに頼らず生きようとし、アバターの両親に説教される(ネットキャラの両親に「立派なひきこもりになりなさい!」と説教されていると考えたら面白い構図だ!)。
そんな日常をまるで「世界名作劇場」のようなアニメーションで見せてくれる。
今のところそんな牧歌的SF作品だが、今後の展開が非常に気になる!フリュネを探す旅に出るというとこで「ロードムービー風になるのかな?」と思いましたが、フラクタルシステムに反乱する一派と接触した事で大きな波に飲み込まれるフラグが立ったわけで、目が離せません!どうなるんだろう…?
「GOSICK -ゴシック-」ライトノベルではなく本格ミステリー小説が原作ですが、可愛らしい絵のイメージでかなり今風のアニメになりました(笑)多分小説だけしか知らない人はイメージが全然違うはず…(ヴィクトリカは老婆声、一弥は帝国軍人(大日本帝国がモチーフ)の息子、舞台は1924年のヨーロッパ)
ミステリー、といっても今のところ謎解きとかオカルト要素は薄めで、どちらかというと主人公の久城 一弥とヴィクトリカとの交流が中心となっています。
が、アニメ導入部分としてはこれは致し方ないところ。2クール(全24話)あるんだから、最初にヴィクトリカの可愛らしさをよく魅せてくれたので、今後の展開にスムーズに移行出来そう!
ゴスロリだからゴシックなのかと思っていたのですが、「GOSICK」は造語なのだそうです(ゴシック調、という意味の場合はGOTHIC)。何か理由がありそうですね?(Go Sickだと「病気届けを出す」という意味らしいですが…)
今後の展開が楽しみです。
☆☆☆
「べるゼバブ」
「レベルE」
「IS <インフィニット・ストラトス>」
「これはゾンビですか?」
「放浪息子」☆☆
「フリージング」
「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
「Rio Rainbow Gate!」
「君に届け 2nd SEASON」と、今のところこういう評価になりました。
ちなみに「みつどもえ増量中!」は名古屋では地上波で放送していないので評価していません。あと星一つの作品をあえて批評はしませんのでご了承下さい。
こうして見ると結構見てますね~。前期が良作揃いだったので今期は寂しいなぁ…と思っていたんですが、全然そんな事はなかったぜ(笑)
これが春までにどう評価が変わっていくか、注目していきたいと思います♪
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無題 - えいじ
さすがですな
ちなみに私は前にも書き込みましたが「ゴシック」ですね
後は「魔法少女まどかマギカ」そして「みつどもえ増量中」最高です!(笑)
Re:無題 - 管理者からの返答
>えいじ様
コメントありがとう♪
関西は「みつどもえ増量中!」見れていいですな!
まぁネットで見ればいいんでしょうが、なんかいつでも見れると思うとついつい後回しにしちゃいますね。やっぱ「録画が溜まった!早く見なきゃ!」というものが多少はあった方がいいようです(笑)
他のアニメも見てほしいな~